どうも!
現役介護福祉士の蘭猫屋です。
今回から、実際の現場で働いている私が、もしかしたら皆さんが疑問に思っている事や
認知症の方との接し方から困った事など、同じ現場で働くもの同士もしかしたら
同じ疑問や困り事を抱えているのでは?
そう思ってしまい、居ても立ってもいられなくなりました!
勿論、家庭内で介護が必要な環境で困っている方の手助けも出来たらいいな?
特に家庭内の、お爺さんやお婆さんが認知症になったらどうしよう?
介護の仕事がしたいけど、一体どんな仕事?
介護の現場って何でこんないにストレスが溜まるの?
認知症の人にどうのように接したらいいの?
などなど、色んな悩みや疑問を現役の介護福祉士の蘭猫屋が
現場の目から、皆さんのお役に立てたらいいなと思います。
特に、よくネットなどで「介護の基本」や「認知症の接し方」など
ありますが、それって教科書に書いてある事だけ・・って事が多いんですよ!
それって、本当にあってるの?
大丈夫なの?って思ったことありませんか?
そうなんですよ!あれって基本の事しか書いてないんですよ!
それって、おかしくないですか?
相手は人ですよね~、人に接するのに基本の事だけで果たして
基本や教科書に載っている事だけで出来るのでしょうか?
・・・答えは・・「No!」です。
これは、私だけの見解かも知れませんが・・実際は人間vs人間なんですよ。
マニュアル通りの介護では、全く間違いだらけの介護になってしまう可能性があります。
現場で働いている私からしたら、何故?そこ違うでしょ~(汗)っていう事が
たくさんあります。
それは特に在宅介護・・いわゆる一般家庭での介護生活です。
私もデイサービスで働いていた事もあるため家族の介護っていうのは
間近で見てきましたから分かります。
他にも介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの施設も
経験していますし、今も介護老人保健施設で働いてますからね!
少し前書きが長くなりましたが・・ここから本題に入りましょうか。
この方、ご存知ですよね~。
そう、「君!きゃわういねぇ~」って言っているオリエンタルラジオの藤森さんです。
彼の両親も介護問題で家族が崩壊する危機があったそうです!
介護や認知症って、時には家庭を崩壊してしまう事もあります。
それが、老人介護であり在宅介護の難しさです。
藤森さんの場合は、母親(65)が姑さん(89)が認知症を患っています。
で、嫁さんが姑さんの介護されています。
父親は単身赴任でインドネシアに赴任中だそうです、藤森さんも仕事の合間を
見ては実家に戻り祖母の為に畑をしたり母親の介護負担を軽減されているようですね。
芸能人なのに頑張りますね~、とてもいい事だと思います!
それでは、なぜ私がこの記事を選んだか?
なんですが、藤森さんの母親は夫に姑さんの事を相談したところ怒られて
離婚危機にまでなったそうです。
まさか!介護で離婚?なんて・・・と思っているアナタ、間違ってますよ!
介護問題で離婚は多いにあります。
この家庭での問題が何点かあります、みなさん分かりますか?
一つは、嫁が姑の介護をする。
よくあるパターンですが、これがやっぱり良くないんですよ・・今現在の家庭は
分かりませんが、介護を必要とされている家庭って嫁姑問題を抱えていた家庭が多いんですよ!
所詮は他人です、ましてや相手は嫁です自分の可愛い息子と結婚した嫁です、
そうなると認知症を患った姑さんが、今まで以上に嫁さんに攻撃的になるのは当たり前の行動です。
藤森さん家のように、「財布を取った」や「暴力を振るった」などの認知症特有の行動ですよね。
この行動を、まず本気にしないことです!
マニュアルには書いてあるか無いかは分かりませんが、相手をまず今までの姑さんと思わない事が
前提です、かなり難しい事だと思いますが・・・ここが出来ないと悩んで鬱になりかねません。
それに、もし可能ならば姑の娘さんなどがいたら協力をしてもらうと気分的にも楽になるかも
知れません。
姑さんも自分の娘には、「あれ?」と思うほど普通に接すると思います、ちょっと戸惑うと
思います、しかしこれも認知症ですから・・本当に色んな表情・症状が現れます。
是非、こういった家庭の方がおられたら・・まずは姑さんに対する意識を変化させる事です、
言い方は悪いですが、姑(夫の母)では無く”近所のボケ老人”と思った方が
気分的に楽になると思います。
これ本当です!
長くなりますけど大丈夫ですか?
続けますよ、もう一つは父親が介護に無知すぎますよ・・・。
母親が認知症になった事を理解して、嫁さんの事を気遣わないと・・・何故、逆に
怒ってしまうのでしょうか?
たしかに今回の事例は、父親が単身赴任で家庭の事が分からないので仕方ないですが
自分の親が高齢なら認知症になるかも?っていう事も考えないといけません!
介護している方を何も知らないで怒ってはいけません。
これも当たり前です!
藤森さんの家も、妻が介護で悩んでいるのに夫が無関心では妻への負担は計り知れません。
自分の母親を診てもらっているだから、もっと労らないといけません。
このように一番多いのが、姑の介護が妻の負担になり夫は知らん顔では家庭崩壊は
確実ですので、こうならない為にも家族全員が「認知症」に対しての理解が100%
必要になってきます。
藤森さんの母親も、少し介護や認知症に対して知識が少ないかも知れません、
もっと周りの友達や、市や町の介護事業を積極的に利用したり・・・
もしくは私に相談してくれれば・・・いや、まだそんな大きな男ではないか(汗)
それでは、今回の問題は藤森さんの母親は姑さんの存在を意識しすぎないこと!
昔と同じような思いで接したら駄目です、そして父親も勉強しましょう!
そして、妻を労いましょう!
認知症の症状では、すぐに物事を忘れてしまうので介護する側がいつまでも
一つのことで悩んでいたら大変です、その場その場を臨機応変に流していく方が
楽に介護が出来ます。
しかし、在宅介護が今回のような家庭ばかりではありません、母親と娘だけの家庭や
息子と母親などと色んな家庭があります。
今回はオリエンタルラジオの藤森さんの家を例にしましたが、
また色んな事を本音で、介護福祉士の目線で書いていきたいと思いますので
質問や疑問があればコメントをお願いします!
今回の内容は、私の持論も入っていいますので誤解のないように・・・。
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