星食(せいしょく)が9月22日に秋分の日に見れるといいます、”ほししょく”ではありませんよ!
日本で白昼に「アルデバラン星食(せいしょく)」が見られます。
しかし、皆さん「星食」ってご存知ですか?それに「アルデバラン」という星も知っていますか?
「アルデバラン」は、聖闘士星矢が好きな方なら聞いたことがあると思いますが・・。
”おうし座”の一等星がアルデバランです、どっちかというと「星食」の方が聞きなれない言葉だと
思います。
◆「星食」とは?
「日食も星食も同じ掩蔽(えんぺい)現象」
月は地球の周りを1周27.3日かけて公転しており、その運行の途中で背後に星を隠す時が
あります。それを「星食」といいます。
これは掩蔽現象の1つであり、星食は月による恒星の掩蔽です。
◆「掩蔽」とは?
掩蔽(えんぺい)とは、覆い隠すこと。月が恒星を掩蔽すると星食。
太陽だと日食といいます。
地球の影が月を隠せば月食です。他にも恒星が恒星を掩蔽すると食変光星など、
それぞれ呼び名が違ってきます。
文で見ると、ちょっと難しいですよね(汗)とにかく星や月、太陽で覆い隠す現象を
月食や日食、星食といいます。
では、今回の星食を見るにはどうしたらいいのか?
実は!チャンスは一瞬だそうです!
これは、ちょっと気になりますよね。一瞬ですよ!
時間は、午前8時29分に潜入(星が月に隠れます)、午前9時19分出現
(星が月から出てくる)この間だけです。
なので、星が月に隠れる前(8時25分頃)から隠れている間は50分程度ですね、
そして、月から星が出て来る時(9時15分頃)がBESTタイムになります。
カメラをセットして、小型の望遠鏡でも観測出来ます。
今回は出現が見やすいので正確な時刻を知り、望遠鏡を構えて出て来るアルデバランを確認しましょう。
頑張って潜入観測に挑むのも素敵です。
現象の進行が分かりやすい日食などと違い、星はパッと消えてパッと現れるそうなので
よ~く注意して観測することをオススメします。
ちょうど、9月22日は「秋分の日」で祭日です。
子供さんと一緒に空を眺める時間を持っていただいてもいいと思います、絆が深まりますよ!
私は仕事・・・。